インストラクターの仕事は、自動車やバイクの運転に必要な知識と技術をお客様に身に付けていただくことです。そして、もっとも大事なことは「安全」に対する意識を深めていただき、将来にわたって事故なく運転をしていただくことです。そういう意味でお客様がはじめてハンドルを握る機会に立ち会うインストラクターの責任は、非常に大きいといえます。
インストラクターとなるには当然資格が必要で、事前教養と呼ばれる研修、安全運転中央研修所での研修(3週間)などを経て指導員資格審査を受けます。これにパス、さらに事後教養でより実践的なスキルを身に付けた後、資格取得となります。最短で3カ月程度かかります。教習業務開始後は、「学科」と「実技」を担当し、お客様お一人あたり約34時間の教習で、年間で約60名の卒業生をクルマ社会に送り出します。